ネスレ日本が須磨海岸でビーチクリーン活動、神戸製鋼・須磨UBPと連携、障がいや年齢の垣根を越えて実施、車椅子×地引網体験も
また、神戸製鋼所の担当者は、海洋ごみをテーマに、海の環境を守るには陸からも対策しなくてはならないとした。そして、同社が取り組むアルミボトル缶がリサイクル面で優れていることを紹介した。 イベントを主催する須磨UBPは、障がいに関係なく、海やビーチを楽しむサポートをしているNPO法人。車椅子でも砂浜を移動できるビーチマットや水陸両用車椅子なども活用し、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動を行っている。また、神戸市や兵庫県の企業と連携し、多くの取り組みを行っている。ネスレ日本と神戸製鋼所とは、これまでも体験×学びを通じて地球環境保全などの社会課題について考え、持続可能な社会づくりの気づきを参加者に与えるイベントを開催してきた。
須磨UBPの木戸俊介代表は、「ビーチクリーン活動は、一歩ずつ取り組めば大きな波になると思うのでこれからも続けたい。また、7月には各所で海開きが予定されている。周りの方で車椅子だから海に入るのを諦めているという方がいらっしゃったら、われわれが障がいに関係なく海を楽しむことのできるサポートをしていることを伝えてほしい」と語った。
食品産業新聞社