残業なし!どんなに忙しくても「自分の時間」を作れる人がやっているスケジュールの組み立て方
仕事とプライベートを両立させることは、非常に重要なテーマであることは間違いありません。 しかし、どうでしょう。仕事は増えるばかりで、自分の時間が後回しになることは少なくないのが現状ではないでしょうか。そこで、今回は、誰もがスグにできる「仕事とプライベートを両立させる時間術」を紹介します。
スケジュールを“決める”側に回る
つい、“自分の大切な時間”が先延ばしになっていたりしませんか?その境遇を打ち破る方法を紹介しましょう。 まず、1ヵ月先の予定をどんどん埋めてみてください。そうすることで、スケジュールに対して、あなたが主導権を持つことができます。もっと言うと、あなたの都合に合わせて、いろいろな予定を決められるようになります。 会社からの帰路、週に2回はジムの通う予定を入れていいでしょうし、ネイルを予約するのもいいでしょう。映画やショッピングでもOK。もちろん、家族と過ごす時間を予定にいれるのも最高です。 でも、こう思われたのではないでしょうか。それほどまでに、「なぜ予定化することが大事なのか」と。実は、予定化することだけで、実行力が高まるからです。 ニューヨーク大学 心理学者ピーター・ゴルヴィツァー教授の研究では、予定を具体的にすることで、実行力は40%も向上するといった研究もあるくらいですから、やらない手はないというわけです。考えると「できたらいいな」ではなく、「やる」ことが前提になるわけですから、当然の結果とも言えます。 また私自身も、プライベートのタスクもどんどんと予定化しています。白状すると、仕事の予定を組む前に…。着実にプライベートのタスクが実行されますので、本当にオススメ。決して、暇の方ではない生活をしていますが、時間活用がうまくなったように感じています。 週4~5回の研修を行ない(これが私の本業)、スキマ時間で打ち合わせをし、またそのスキマ時間で、収録したYoutubeの公開(週4回)、週5回のVoicy(音声メディア)の公開をしています。 そのほかに、週2回のジム、月1回のピラティス、月3回のゴルフレッスン、半年に1回の歯科検診、人間ドック、海外・国内旅行といったイベントごとから、「カードの手続き」「洗濯機購入」「実家で食事」といった生活回りのことまで、すべてスケジュールに記載しています。 とはいえ、バタバタしている感じはありません。家族と食事もしますし、朝はジョギング(週3回)もしています。睡眠は7時間、たっぷりとっています。 でも、このような話をすると、こう言われることがあります。「先々の予定を埋めると…特急仕事ができなくなる」または「自由がなくなる」といった声も少なくありません。 でもこれ、まったく誤解です。むしろ、行動が定まっていないために、次々と入って来る予定に翻弄されてしまい、時間に振り回されてしまう、といった事態になりやすいのです。 さらに言うと、先延ばしにすればするほど、自分の都合で予定を組むことが難しくなるので、結果的に出来ないことが増えてしまうというわけです。 先に予定を固めた人が、時間を制すると考えてください。