“時速194キロ死亡事故”初公判 被告の男「よくわかりません」
日テレNEWS NNN
2021年に大分市で起きた時速194キロの車による死亡事故の裁判員裁判が5日から始まりました。危険運転致死罪が成立するかが最大の争点です。 初公判が行われたのは、大分市の交差点で3年前、市内に住む小柳憲さんが車で右折しようとしたところ、直進してきた車と衝突し死亡した事故の裁判です。 衝突した車を運転していたのは当時19歳の男で、時速は194キロに達していました。裁判では、こうした被告の運転が危険運転致死罪に当たるかが最大の争点となっています。 被告の男は罪について問われると、「よくわかりません」などと述べました。 また弁護側は、「進行を制御することが難しい高速度には該当しない。相手の通行を妨害する目的ではない」などと争う姿勢を見せています。 判決は今月28日に言い渡されます。