エンジン抽選運の良さを披露した平田さやか（撮影・椎名　航）

　28日に開幕するプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」に先駆け、ボートレース蒲郡では26日からG3「クイーンズクライマックスシリーズ」が行われる。岡田光広記者が担当の「超イイ値」は平田さやかに注目した。 　今年7月に蒲郡担当を離れてはや5カ月。その後は競輪メインの遊軍で、全国のボートレース場にもちょくちょくお邪魔している。その間に当地を訪れたのは10月ヴィーナスシリーズ第15戦の1回のみ。勝浦真帆が初優勝を飾った開催だった。現行エンジンの良しあしは新蒲郡担当の金田記者の台帳を信頼するとして、今年最後の大一番、しっかりと役目を果たします。 　さて、初日12Rはクライマックスシリーズのドリーム戦。6選手ともトライアル戦を走ってもおかしくない実力者ぞろいだ。エンジンはトップ12が本戦用に温存。シリーズ戦メンバーはそれ以外の抽選になる。 　そんな中、平田が引き当てた27号機は4優出1Vで複勝率41・9％のハイアベレージだ。直前のシリーズではF2の谷野錬志が搭乗。強力伸びで優出3着の活躍を支えた。本戦に出ても十分に渡り合えるパワーを秘めている。周囲からも“平田さんが伸びる”という声が多々聞こえた。 　「蒲郡はいいエンジンを引くことが多い。だから悪いイメージはないです」 　ドリーム戦に食い込めた要因を「出走回数の多さ」と分析。その上で「事故なく過ごせたのが大きい」と安定の一年間だったことをアピールした。ドリームは19年のシリーズ戦で初Vを飾った時と同じ5号艇。食指も動く。質のいいスタートをバシッと決めて、内4艇を一気に飲み込む。 　【岡田の買い目】前半4Rは＜2＞から＜1＞＜3＞＜4＞BOX、12Rは＜5＞から＜1＞＜4＞＜2＞BOXの各6点ずつで。 　◇岡田　光広（おかだ・みつひろ）1976年（昭51）3月14日生まれの48歳。勢いある自社の後輩たちに負けないようにガンバリマス！