「魚肉ソーセージ」は調理せず、そのまま食べるのが健康的によい?医師に聞いた「ギョニソ」の効果的な食べ方
栄養価の高さや健康コスパの良さにより、最近注目を集めている魚肉ソーセージ、通称「ギョニソ」。 【写真8枚】疲労回復におすすめ!「魚肉ソーセージのニラ玉」の作り方を写真で見る(大和田先生作!) 食べる時間帯や食べ合わせによって、効果は変わってくるのでしょうか? 医療法人社団碧桜・あきはばら駅クリニック院長であり、脳の健康など医療アドバイザーとしてさまざまなメディアにも登場している大和田潔先生にお話をうかがいました。
ギョニソの食べ方
そのままでもすぐに食べることができるギョニソですが、健康メリット的にはどのような食べ方をすれば良いのでしょうか? 加熱しても大丈夫でしょうか? 「ギョニソはすでに加熱滅菌しているので、そのまま食べられます。パッケージを開けると酸化や乾燥など劣化が始まるのですぐに食べ切るようにしましょう。賞味期限にも注意しましょう」(以下「」内、大和田先生) そのまま食べる場合には、サラダなどに添えるのがオススメとのこと。特にアボカドとの相性が良いと言います。 「炒めものにも合いますが、加熱する場合はサッと短時間で。長時間加熱すると、フィッシュオイルのDHA・EPAが酸化したり、油に溶け出してしまうこともあるので短時間を心がけましょう」
ギョニソを食べるのにベストな時間帯や量は?
それでは、ギョニソは1日にどのくらい食べれば良いのでしょうか? また、食べる時間帯は朝、昼、晩、いつにすべきでしょうか? 「毎日食べても問題はありません。塩分が気になる方には塩分カットのものも発売されています。 また、朝、昼、夜と、食べる時間帯によってギョニソは違う効果が得られます。自分のライフスタイルに合わせるとよいでしょう」 【朝のギョニソ】 「朝のタンパク質摂取は覚醒を助けて、1日のリズムが整います。“トーストとコーヒーのみ”などの炭水化物中心になりがちな朝食にギョニソをプラスすることでタンパク質を補えます」 【昼のギョニソ】 「昼にタンパク質を摂ると、午後に活動するエネルギーやタンパク質を補うことになります。昼の肉体作業やトレーニングなど活動量が多い方には、筋肉の活動をサポートします。また、昼食もサッと食べられる麺類や丼ものなど炭水化物に偏りがちです。大盛りにするかわりにギョニソを追加すると、炭水化物過多を防ぎタンパク質も補完してくれます」 【夜のギョニソ】 「夜は体の修復のためにタンパク質が必要になります。日中活動した体は痛んだり疲労したりしています。私達の体は、寝ている間にそれらを修復します。修復する際にタンパク質は欠かせない栄養素です。そのため、多様なタンパク質が摂取できるギョニソは夜にもオススメです」