四国ILジュニア、女子選手の活躍で連勝 堀川緖夏が緩急使い好投「タイミングを外せました」【NPBジュニアトーナメント】
◇NPB12球団ジュニアトーナメント2回戦 四国アイランドリーグジュニア2-0くふうハヤテ静岡ジュニア(神宮) 女子の学童野球も盛んな四国から招待出場した四国アイランドリーグJr.が女子選手の活躍で連勝し、NPBの1勝1敗の最上位チームとのワイルドカード争いに進んだ。先発した堀川緖夏投手(芸西スポーツ少年団)が投球フォームの緩急も使って5回2死までノーヒットで4イニング3分の2を1安打無死点。「タイミングを外せました。この大会は毎年見ていましたが、四国からは行けないと思っていたのでうれしい。初めての東京で、泊まっているホテルで騒ぎすぎて怒られました」 2回に先制の内野安打を放ったのは、抜群の一塁守備を誇る平村碧唯内野手(坂出ドリームスポーツ少年団)。初戦の押し出し四球に続いて2試合連続打点となり「男子に負けず、女子もいいプレーをしているのが、このチームのいいところ」と笑顔を見せた。記念大会の招待枠を勝ち上がって、次は、準決勝のワイルドカードをかけた戦い。駒井鉄平監督は「あしたはNPBのジュニアチームとの対戦。しっかり準備したい」と気を引き締めた。
中日スポーツ