オリックス・若月 ノーモア暗黒期「本当に選手に責任がある」再び強い集団に 逆襲へチームけん引誓う
オリックス・若月健矢捕手(29)が10日、舞洲の球団施設を訪れ、ノーモア暗黒期へチームをけん引する覚悟を示した。 「こんな暑い時期にオフを迎えているのは久々。まだ半袖やぞ、と…。もう暗黒期は迎えたくないので、引っ張っていかないといけない」 リーグ3連覇&22年の日本一に貢献した中嶋監督が、5位に沈んだ責任を取って辞任。最低限の約束としてきた全力疾走など凡事徹底が「どれだけ言っても改善されなかった。(3連覇を経て)慣れが強く出てしまった」と指揮官が話したことに若月は反応した。 「悔しいですよね。西野さん、龍馬(西川)さんも言っていましたが、本当に選手に責任がある」。中嶋監督に指摘させてしまったことが辛い。チーム全体で同じ過ちを繰り返さないために、巻き返しへ燃えている。 19年の2軍監督時代から6年間お世話になった、中嶋監督への感謝は尽きない。「中嶋監督じゃなかったら、ここまでの選手になれていなかったと思う」。再び強い集団になるために、自らが先頭に立つ覚悟だ。