1/2『対決』月村了衛[著](光文社)(提供:Book Bang)社会全体が抱えている宿痾を浮き彫りに…医学という切り口によって現代社会の実像を描き出した2作(レビュー)【関連記事】医療現場の“それぞれの正義” 久間十義『デス・エンジェル』あなたの隣の人にも「犯因症」が!? 憎悪や正義感のエネルギー過多に注意カナダで乳がんに罹った作家「西加奈子」に垂らされた“助けの糸”とは「論理的には合ってるけど、人間として間違っている(笑)」作家一同が驚愕した中山七里の仕事のやり方とは? 作家の実情を綴った「作家 超サバイバル術!」「人間の根源的な悪を見た。」社会への絶望を小説に昇華した『半暮刻』著者の月村了衛が語る