IMALU「奄美での生活で唯一苦労していることは虫」今年も始まったGとの闘い
島の人にプレゼントされた「Gだんご」
気温が高くなってくると、私が苦手な虫が増えるシーズンにもなります。奄美の生活の中で唯一苦労していることは、恐らく「虫」。Gはもちろんのこと、毛虫やムカデ、今まで見たことないような虫もいっぱいいて、毎年夏は虫vs私の戦いが始まります。普段使っていない奥に眠っていた物や、放っておいた洗濯物やシーツなどを動かす時は虫がいるかもしれないので、気合いを入れ「ヤー!」と叫びながら動かし、虫がいないことを確認してから触るようにしています。 つい先日は、バルーのご飯皿の裏にGがいたことがトラウマになり、バルーのご飯を準備する時は毎回思い切りお皿をひっくり返し、Gがいないことを確認してから触るようにしています。バルーは私が虫を見つけて悲鳴をあげると誰よりも早く別の部屋に逃げていくので、全く頼りになりません……。 置いておくタイプのG駆除用殺虫剤や、Gがいなくなるスプレー、網戸に貼る物や玄関に引っ掛けられる虫除けアイテム……とにかく虫が嫌がりそうな商品は毎年買い漁り、できる限りのことを全てやるのですが、大自然いっぱいの島で「虫がいない家」を実現するのはなかなか難しく、今のところまだ達成することはできていません。ちなみに奄美はどの家にもヤモリとクモが常にいるのですが、幸いなことに私はこの2組は大丈夫な方で、更には虫を食べてくれると聞いてからはありがたみを感じながら共存しています。 虫が苦手な人は共感してくれる(? )と思うのですが、虫は恐らく虫が嫌いの人のこと分かっていて、必ずその人の方向へ向かってくると思うんです……(笑)。うちでGがひょっこりする時も、なぜか私が一人で家にいる時にわざわざ出てくる……。絶対タイミングわかってるでしょ? と思うから、私は虫たちとバチバチにやり合う運命になってしまうのです。 先日もキャンプ場にランチを食べに行った時、大きいハエが私に近寄ってきて「ひぃー!」と怯えている姿を見たお店のお兄さんは「虫苦手なの!?」とビックリしていました。島に住んでいる人には「虫苦手でよく島に住めてるね!」と度々笑われます。「主にGが苦手なんです……」とお兄さんに話をしていると、「あ! じゃこれあげるよ!」とお店に置いてあった「Gだんご」を突然プレゼントしてくれました。GだんごとはGが好きな玉ねぎなどと一緒にホウ酸を混ぜた”手作り”の退治薬だそうで、これを置いてからはお店で見かけなくなったとのこと……。見た目はクッキーのようですが、匂いは美味しそうな玉ねぎ。うちには犬がいるので、犬が届かない場所に置いて、まずは様子を見ようと思います。