ザ・ウォークメンのハミルトン・ライトハウザー、新アルバムよりアーロン・デスナーと3本のベースを奏でた新曲を公開
ザ・ウォークメン(The Walkmen)のフロントマン、ハミルトン・ライトハウザー(Hamilton Leithauser)が、3月7日(金)にGlassnote Recordsよりニュー・アルバム『This Side Of The Island』をリリースすることを発表。同作からの2枚目のシングル「Knockin’ Heart」を公開しています。 アルバムはライトハウザー自身と、旧友であるザ・ナショナルのアーロン・デスナー、妻アンナ・スタンフが共同プロデュース。前2作『I Had A Dream That You Were Mine』(2016)や『The Lovers Of Your Life』(2020年)のフォークロック調の雰囲気とは大きく異なり、よりグルービーでヘビーなベースを効かせたモダンなサウンドへとシフト。社会的、政治的に二極化した世界の中で、彼らしい揺るぎなき楽観主義と痛烈なユーモアを発揮した作品に。 また、テイラー・スウィフトやグレイシー・エイブラムスをはじめ多数のアーティストとの仕事で知られるデスナーにより、壮大でモダンなサウンドが導入されたほか、デスナーはほぼ全てのトラックで異なる楽器を演奏。両者のコラボレーションにより、時代を超越し、かつ現代的なアルバムが誕生しました。 先行シングル「Knockin’ Heart」について、ハミルトン・ライトハウザーは「この曲は、疎遠になった恋人が、ハイになって家路に着きながら、おそらく聞いてはいない相手に向かって伝えたくてたまらないメッセージを歌ったものです。“君が許してくれるなら、僕は一生君を愛し続けるよ”と歌われれます。ある晩、私はこの曲を書き録音し、1年以上そのまま放置していました。気に入っていたし、完璧にしようとして台無しにしたくなかったのです。アーロンと一緒にいた時、彼に聴かせた最後の曲であり、彼が手伝ってくれた最初の曲でもありました。彼がサウンド的にいっそう高く天井を押し広げ、床を深くしてくれたと言えるでしょうか。実際、彼はテイラー・スウィフトの曲で使ったという面白いベースの手法を駆使しており、私を興奮させました。彼のベースの音は本当に素晴らしい。この曲には3本もベースが使われているんです!1本が私で、2本が彼。私には初めての経験でした」と語っています。