1軍に”推薦“したい…阪神、ファームでは好成績を残す選手(2)タイガースが誇る“超有望株”だが
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月28日時点)
井坪陽生
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/88kg ・生年月日:2005年3月17日 ・経歴:関東第一高 ・ドラフト:2022年ドラフト3位 ルーキーイヤーの昨季から二軍で高いパフォーマンスを発揮している井坪陽生。今季中の一軍デビューも十分に考えられる数字を残している。 関東第一高では甲子園への出場経験こそないが、主軸打者として活躍。高校通算32本塁打を誇る強打の外野手として高い評価を得て、2022年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。 高卒1年目の昨季は、6月まで二軍で打率3割超を記録し、一時は首位打者となるなど、高卒新人らしからぬ活躍。 夏場以降は失速したが、最終的に93試合の出場で打率.248、3本塁打、34打点、4盗塁とまずまずの数字を残した。 今季もファームでは、現時点で103試合出場、打率.277、2本塁打、28打点、15盗塁をマーク。シーズン後半も大崩れしておらず、大きな成長を見せている。 今季中に一軍の舞台を経験し、来季は一軍のレギュラー争いに割って入れるよう、走攻守でさらなる磨きをかけたい。
ベースボールチャンネル編集部