「激しい展開になりそう」西山朋佳女流三冠、“合格”王手なるか!?山川泰熙四段との第2局に解説者注目/将棋・棋士編入試験
将棋の西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将、29)が挑む棋士編入試験第2局が10月2日に東京・渋谷区の将棋会館で行われ、試験官の山川泰熙四段(26)と現在対局中だ。第1局で白星を飾っている西山女流三冠は、本局を制し“合格”に王手をかけることができるか。注目の戦型は「中飛車」となった。 【映像】西山女流三冠が勝利した編入試験第1局 史上初「女性棋士」の誕生となるか、将棋界内外から大注目を集めている棋士編入試験の第2局。女性の受験は、2022年の福間香奈女流五冠(32)に続き2人目の挑戦だ。試験は五番勝負で行われ、3勝すれば「合格」となり女性として初めて四段に昇段する。 第1局の高橋佑二郎四段(25)戦を制し、好発進を遂げた西山女流三冠。第2局は三段リーグ時代の対戦で2勝1敗で勝ち越ししている山川四段が試験官を務めている。先手番の本局は、中飛車を志向。積極的に仕掛けて早くも戦いが始まっている。ABEMAの中継で解説を務める中村亮介六段(39)は、「激しい展開になりそう。もう止まらないと思う」とコメント。西山女流三冠は今後の展開にどのような構想を描いているのか、ますます目が離せない。 試験対局は月1回のペースで予定されており、第3局では前期新人王の上野裕寿四段(21)、第4局以降は宮嶋健太四段(25)、柵木幹太四段(26)が試験官を務める。 本局の持ち時間は各3時間。 【昼食の注文】 高橋佑二郎四段 豚しゃぶ(梅しそ) 西山朋佳女流三冠 生姜焼き定食 【昼食休憩時の残り持ち時間】 ▲西山朋佳女流三冠 1時間51分(消費1時間9分) △山川泰熙四段 2時間27分(消費33分) (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部