「1泊2日の国内旅、何を持って行く?」おしゃれ着回し術と愛用スーツケースを公開!【萬田久子】
多くの女性のファッションアイコンとして注目され続けてきた俳優の萬田久子さんも、66歳のマダム世代に。「年齢なんてただの数字よ!」をモットーに、その時代に合わせて進化しつつも、ずっと愛し続けているものは捨てずに、自分らしく着こなしていらっしゃいます。 そんな萬田久子さんのお洒落アイデアをオール私服&セルフスタイリングでたくさん詰め込んだファッションブック『萬田久子 オトナのお洒落術』より、マダム世代はもちろん、ミドルエイジにも参考になるファッションルールをご紹介します。 【写真で見る】萬田久子さんが旅に持って行く服の詳細と着回し3コーデを紹介!
【第3回】 「旅のコーディネート計画はお洒落の醍醐味」
20代の頃に撮影で、トランク一つで、シルクロードを1ヵ月間旅したことがありました。当時の写真を見ると、現地調達した服を取り入れて着回しを楽しんでいる私がいるのよね。そんな旅スタイルは今も健在♡ 荷物は少なくしたい、でも旅先の空気感に合ったお洒落がしたい! という願望が、私のレイヤード術をバージョンアップさせます。 1泊2日なら、旅先で着る服は“持たずに重ね着”することも。薄手のワンピースの上にカーディガン+スカート+ジャケットを重ねて、小物をいくつか持っていけば何通りものスタイルが完成! リバーシブルや2~3WAYで着られる服はサプライズ感があって、大好き。トップスやワンピースの前後を反対にして着たり、クローゼットの奥で眠っていた物を組み合わせたり。旅はもちろん楽しいけれど、旅をきっかけに新鮮なお洒落を見つけることが、一番の気分転換なのかもね。
1泊2日の国内旅行・持ち物リスト
モノトーンアイテムでまとめれば着回しも簡単! A&B:ハリ感のある生地で移動中のシワが気にならない、ポール ハーデン シューメーカーズのセットアップ。コットンに白シフォンが重なったスカートで軽やかな印象に。 C:ツヤがきれいなマスナダのワンピースは一枚でも艶っぽくキマり、薄手素材なので上に重ね着しても着膨れしないという便利さ! アシンメトリーな裾のデザインが前と後ろで違うので、前後を反対に着て2度ウマなスタイリングを楽しんでいます。 D:ワンピースだけでは少し肌寒い時に羽織るカルソンのカーディガン。 E&F:巻き方次第で印象操作できるストールは必須。Eはルイ・ヴィトン、Fはコロンボ。 G&H:帽子は、昼は白の中折れハット、夜はモードな黒ファーと使い分け! Gはミスジョーンズ、Hはアキオ ヒラタ オウコ。 I:実用的なのはもちろん、アクセサリーとしても映えるシャネルのリュック。 J:シンプルなのに上品。ディナータイムの相棒、メゾン マルジェラのサンダル。 K:動きやすさ抜群のプラダのスニーカー。旬の厚底なのでコーディネートを新鮮に見せてくれる効果も♡