2021年4月から販売されている「ぽすくま」デザインの1円切手（日本郵便提供/時事）

日本郵便のゆるキャラ「ぽすくま」が描かれた新1円切手が、なぜか悪人面になってしまいました。 ▼【画像を見る】「マフィアのドンみたいな風格」と話題になった新1円切手の「ぽすくま」 偶然が生んだ奇跡の1枚が、SNSで7万8万件もの「いいね」を集めています。

つぶらな瞳がかわいい日本郵便のゆるキャラ「ぽすくま」。既存の前島密（ひそか）の肖像画の1円切手と平行して、2021年4月から販売されている新1円切手のデザインに採用されています。 10月26日に秋津屋さん（@amazkizne）がX（旧Twitter）に投稿した画像には、消印を押された「ぽすくま」の1円切手が写っています。しかし、その表情は眉間にしわを寄せ、どこかしかめっ面。 手に押された「10.23」の消印が絶妙な位置に押されたことで、“人相の悪いぽすくま”が誕生したのでした。 画像を投稿した秋津屋さん自身も「可愛いはずのポスくまちゃんがスタンプのせいで人相悪くなってる……」と戸惑った様子でした。

「これはボスくま」爆笑のコメントが続々！

秋津屋さんの今回の投稿には、以下のような反響が集まりました。 「鼻の横の皺までバッチリ」 「下町のラッパー感」 「これはボスくま…」 「マフィアのドンみたいな風格」 「波止場の郵便配達人」

「この日付、この位置でなければこうはならなっただろうに……」と投稿者

それにしても、位置といい印字のかすれ具合といい完璧すぎる！ 秋津屋さんも、BuzzFeedの取材に「この日付、この位置でなければこうはならなっただろうに……」と、偶然生まれた“ぽすくま”について振り返ります。 また、イラストやコメントなど、多くの反響を集めていることについては、「多くの人を笑顔にできたならうれしいです！」とコメントしました。

知人の個展の案内ハガキに貼られていたものだった

秋津屋さんによると、今回の切手は知人の造形作家・まいけるからわた（@michaelkarawata）さんの個展の案内ハガキに貼られていたそうです。 「こちらもかなり人相の悪い猫たちが揃っています。……とはいえ切手のぽすくまちゃんの人相まで悪くするとは」と、秋津屋さんは続く投稿で苦笑交じりで振りかえっています。