注目のリベロは山本智大…フィリップ・ブラン監督が最も悩んだ小川智大との選考争い「世界一のリベロが2人いる」【男子バレー】
日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、注目されたリベロには山本智大が選ばれた。通常の国際大会のベンチ入りは14人だが、パリ五輪は12人。フィリップ・ブラン監督は守備の要となる山本と小川智大について「世界一のリベロが2人いる」と話し、最も選考で悩んだと明かした。 ◆高橋藍、チームメートと一緒に自撮り【写真】 ブラン監督は「最初に日本に来たときに世界一のリベロを持つべきだと言った。今、世界一のリベロが2人いる状況になっている。多くの国がほしいと思っている中、その中で1人に絞らないといけなかった」と苦悩したことを明かした。山本は8強入りした東京五輪にも出場し、その後もリーダーシップを発揮するなど成長の跡を見せた。 指揮官は最高峰のリベロを2人を「よいリーダーシップ発揮し、チームを勝利に導いた。練習でもチーム内で素晴らしい雰囲気をつくってくれる」と称賛し、山本の優れた点について「技術、戦術理解度は卓越している。ベストなポジションにいるところが成長した」と評価した。 12人の代表選手は以下の通り。 ▽セッター 関田誠大、深津旭弘 ▽オポジット 西田有志、宮浦健人 ▽アウトサイドヒッター 石川祐希、高橋藍、甲斐優斗、大塚達宣 ▽ミドルブロッカー 小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎 ▽リベロ 山本智大
中日スポーツ