【WEリーグ】C大阪ヤンマー古沢留衣が今季限りで引退 クラブ一筋14年の27歳、19日セレモニー
WEリーグのセレッソ大阪ヤンマーレディースは15日、MF古沢留衣(27)が今季限りで現役を引退することを発表した。 古沢は10年にC大阪で女子チームを立ち上げた際の1期生。約14年間クラブ一筋でプレーし、看板選手であり功労者だった。 WEリーグ参入1年目の今季は、ベンチ入りは6試合あるものの、出場機会はここまで1度もない。 現在6勝3分け11敗の9位で上位進出を目指すチーム状況の中、初出場があるか注目される。19日の本拠地ヨドコウでのマイナビ仙台レディース戦後、引退セレモニーが行われる。 本人はクラブを通じて「今シーズンで現役を引退することにしました。私に関わってくださったすべての方々に本当に感謝しています。中学1年生の時に入団してからセレッソとともに成長していき、セレッソは私の青春でした。大好きなチームで大好きなチームメートたちと大好きなサッカーができて私は本当に幸せ者です。セレッソで過ごした思い出や経験は私の一生の宝物です」などと、コメントを発表した。 ◆古沢留衣(ふるさわ・るい)1997年(平9)4月11日、奈良県生まれ。前身C大阪堺レディースとなった立ち上げチームの1期生。17、19年になでしこリーグ2部でカップ戦優勝。なでしこリーグ通算108試合無得点。20年に同期のFW玉桜ことのとヤンマーホールディングスに入社し、競技と両立してきた。155センチ、47キロ。