真面目そうなあの会社が、こんなクルマを? 意外過ぎる「奇作」 7選
ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン170(2023年)
誤解を恐れずに言うと、ダッジに「真面目」で「お堅い」イメージを抱く人はそれほど多くないはず。どちらかというと、パワー追求型のマッチョ(親しみを込めて「脳筋」と呼びたいくらい)なブランドだろう。そんなダッジでも、チャレンジャーSRTデーモン170(北米向けに3300台が生産予定)をデビューさせたとき、驚かなかった人は世界中にどれほどいるだろうか? 適量のエタノールが含まれる燃料(E85)を使用した場合の最高出力は1025psに達し、理想的な条件下で0-100km/h加速はわずか1.66秒と謳われている。自動車業界全体に電動化が広まる中、今後ガソリンエンジン搭載の市販車がこれに対抗できるとは到底思えない。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)