「ちょっと待って」の「ちょっと」は何分?小学3年生男児が10代~70代135人を調査 みんなの平均を調べてみると
南日本放送
「ちょっと」という言葉、よく使いますよね。友人と約束して遅れそうな時に、「ごめん、ちょっと待ってて」なんて、言いますよね。 【写真を見る】「ちょっと待って」の「ちょっと」は何分?小学3年生男児が10代~70代135人を調査 みんなの平均を調べてみると でもよく考えると、「ちょっと待って」とは、具体的にはどのくらいの時間なのか?ふとした疑問をきっかけに自由研究に取り組んだ小学生が鹿児島県姶良市にいます。 普段よく使う「ちょっと待って」という言葉。街の人はどれくらいの時間をイメージしているのでしょうか? ■Q.『ちょっと待ってください』と言われて、どれくらいなら待てますか」 (70代女性)「5分?」 (30代男性)「5分くらい」 (40代男性)「5分くらい。あんまりながいと”ちょっと”じゃないだろう」 (20代女性)「5分とか。5分~10分くらい。”ちょっと”だから10分は長いかな」 街では「5分くらい」と答える人が多かったものの、明確な答えのない、「ちょっと待って」のイメージ。それを調べたのが… 姶良市立柁城小学校3年生の川村総一郎君(9)です。総一郎君が夏休みの自由研究で行ったのが、「”ちょっと”の時間はどのくらい???」と題した、”ちょっと”の研究です。 (川村総一郎くん)「”ちょっと”という言葉を使っていて、”ちょっと”が思いついたので”ちょっと”はどれくらい?を調べた」 慣れないインタビューに緊張しつつも、教室に戻ると、こっそりピースするお茶目な一面を見せてくれた総一郎君。 自由研究では、”ちょっと”を調べるため、学校で使うタブレットでクラスメイトにアンケートをとったり、家族の協力をもらいLINEや電話で集めたりして、10~70代まであわせて135人のデータを収集。 その結果、”ちょっと”の平均は、街の声とほぼ同じ5分27秒でした。 (川村総一郎くん)「結構、長いと思った」 調査結果は時間ごとに棒グラフで示し、最も多かった回答部分のグラフの色を変えたり、イラストを加えたりと、分かりやすく見せる工夫をしています。 「感想」の欄を見ると、「いろんな時間の感覚があるので、あまり待たせないようにしたいです」と、総一郎君自身に新たな気づきもあったようです