【40代、50代のヘア】遊び心たっぷりのツートーンカラー。個性を効かせたボブで自分らしさを追求!
白髪やクセが気になりつつも、自分らしさを大切にしたいという人のお手本になりそう! 今回は、個性を生かしたおしゃれなスタイル作りの名手、ヘアサロン「LILI」の美容師、三好真二さんが担当。思い切った全頭ブリーチで白髪をなじませつつ、ショートバングやポイントカラーなど遊び心のあるスタイルを提案してくれた。
大人だからと守りに入らず大胆に! 好きなファッションに合わせて、ヘアスタイルも「カジュアルモード」に
今回、ヘアモデルになっていただいたのは、森下陽子さん(52歳・アーティスト)。 ※2024年12月17日時点でのプロフィール。 森下さんが気になっているのは、白髪と広がるクセ毛。悩みは解消したいけれど、「それにこだわりすぎずに、自分がやってみたい!と思えることを優先しています」。 今回担当したヘアサロン「LILI」の美容師、三好真二さんには、森下さんの個性に合わせた、大胆なカラーとデザインのヘアスタイルを作ってもらった!
■おしゃれ見えのポイントは?
ブリーチしたうえにハイトーンカラーを入れ、毛先数cmのところにダークな色をのせた、ツートーンのカラーデザイン。アウトラインが締まり、メリハリアップ。 ショートバング(短めの前髪)を合わせて、「自分らしさ」を最大限に引き出す。
■もともとの髪は? 今回どう変える?
太くて多い髪だが、カットの工夫でコントロール。 うねる、広がる、膨らむクセをあえて生かし、乾かすだけで決まるラフなボブを目指す。
20代の頃から続けていて、トレードマークになっているショートバング。 今回は、この短めの前髪を生かしながら、大人になると出てきやすい、間のび感を軽減できるようなフォルムに。
■大人のトレンドヘア作り・その1 【カット】は? クセを見極めて、まとまりやすくカット。 ワイドなショートバング、前上がりのボブで、明るさやリフトアップ効果も!
ベースは王道のボブ。サイドの髪をあごラインの長さに設定し、前上がりにして後ろにつなげる。 前下がりにすると顔も下がって見えてしまうため、前上がりにしてリフトアップ効果を期待。 前髪は眉より上で幅広にカットして、カジュアルな雰囲気を演出。眉間が出て、表情が明るく見えるのもポイント。 レイヤーを入れず、もともとのボリュームを損なわないように計算しながら毛量調節を。 「クセを抑えすぎないようにしています。前髪が短いため、全体はある程度のボリュームがあるほうがバランスよく見えるんです」(三好さん)