巨人ドラフト2位・浦田俊輔選手、「大野城少年野球」の後輩に「15年活躍できる息の長い選手になる」宣言
プロ野球ドラフト会議で読売巨人軍から2位指名された九州産業大の浦田俊輔選手(22)が7日、小学生の時に在籍した福岡県大野城市の「大野城少年野球」が練習する市立大野小グラウンドを訪れた。 【写真】巨人から2位指名され、チームメートから胴上げされる九産大の浦田俊輔=佐伯文人撮影
浦田選手は長崎県出身。自衛官の両親の転勤で小学2年夏から中学2年夏まで春日市の学校に通い、兄と共に入った大野城少年野球では、主に遊撃を守りながら、投手や捕手もこなした。
約30人の後輩が練習する中、母智美さん(53)や妹と訪れ、斉田清総監督(76)ら当時の指導者と再会。抱き合ったり、握手を交わしたりして、プロ入りを祝福された。小学生に交じってノックを受けると、鮮やかなグラブさばきやトスを披露した。
斉田総監督によると、大野城少年野球OBのプロ入りは、杉内俊哉・現巨人コーチに次いで2人目。子どもたちからプロでの目標を聞かれると、首位打者や盗塁王、ゴールデン・グラブ、ベストナインなどを列挙し、「15年間活躍できる、息の長い選手になる」と力強く宣言した。