「方言かと思ってた」 定規とものさしの違いとは? 「謎が解けた」ハンズの投稿が話題
「定規とものさしのちがい」をイラストで紹介した生活雑貨店「ハンズ」のSNS投稿が話題になりました。雑貨店ならではの「生活のヒント」を届ける投稿を心がけているという担当者に話を聞きました。 【画像】定規とものさしの違いは?イラストで解説
「初めて知った」「謎が解けた」
先日、話題になったハンズの公式SNSの投稿には、「定規とものさしのちがい」という一言とともに、定規とものさしを区別しやすくするためのイラストが添えられています。 イラストによると、定規は「線を引くもの」で、ものさしは「長さを測るもの」と区別されています。 この投稿には、「謎が解けました」「初めて知りました」「いままで意識もしていなかった」「ものさしって方言だと思ってた」といったコメントとともに、5万ものいいねが付きました。 ハンズの担当者に聞きました。 担当者は「定規とものさしの違いについては、文具業界でも一般常識というわけではなく、多くの人がグレーな認識で、『呼び名の違う同じ物』という認識の方が多いのかもしれません」と話します。 また、投稿されたイラストでは、0の目盛りが端ではなく内側にあるのが定規で、端に0があるのがものさしともなっています。 しかし、担当者は「最近では『端が0で始まる定規』や、目盛自体がない『定規』と銘打つ製品も存在します。定規自体は『線を引くため、紙などにあてて裁断するための用具』のことをいいます」と説明します。 例えば英語で考えると、Ruler=「線を引くもの」、MeasureやScale=「測るもの」となり、理解しやすいといいます。
生活のヒントになるような投稿を
今回の投稿が注目を集めたことについて、「私がX担当になってから一番の反響をいただき、大変驚いています」と担当者。 普段、公式SNSは2人体制で運用をしていて、「扱う商品の幅が広いため、商品を使うことで得られる体験や品質を、商品の良さが引き立つように工夫して、ユーモアを加えて投稿しています」と話します。 「豆知識や商品を見て、『おもしろい!』『使ってみたい!』とワクワクしてもらったり、みなさんの生活のヒントになるようなSNS投稿をこれからもお届けできればと思います」