エース28号機を手にした広瀬聖仁の行き足が良好/ボートレース宮島
ボートレース宮島のGⅢ「第12回サッポロビール杯」が27日に開幕する。GⅢ戦ということで好メンバーが集結したが、注目はお盆開催で優勝した船岡洋一郎と、優出3着と奮闘した西島義則の地元コンビ。連続優勝がかかる船岡が手にしたエンジンは、前節で山下流心が使用した18号機。前検のS特訓では船岡らしい動きを披露していたが、ピットに引き揚げると終始ペラ小屋にこもって入念な調整を続けていた。 一方、西島は苦戦が続く57号機。「行き足どうこうよりも、回ってからのトルク感がない」状態で、前検から慌ただしく本体整備に着手していた。本番までに立て直しを図りたいところだ。 特訓、試運転で目を引いたのは、エース28号機の広瀬聖仁、前野竜一、前田篤哉の3人。広瀬と前野はS特訓の行き足が良好。パンチ力のある前野にとっては好都合な足色に見えた。一方で前田は試運転で負けなし。回った後の立ち上がりがスムーズで、実戦向きの足だった。地元の津田陸翔も機歴以上の動きを見せていたので、好走に期待したい。
マクール