日本人トリオが揃って先発のセルティック、敵地でD・ザグレブとスコアレスドロー!負傷中の荻原拓也は欠場
現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はリーグフェーズの第6節が行われ、日本人3選手が所属するセルティックは敵地スタディオン・マクシミールで荻原拓也の所属するディナモ・ザグレブと対戦した。 足首の負傷により欠場の続く荻原に対し、セルティックでは前田大然、古橋亨梧、旗手怜央が揃って先発。互いに今大会3勝目を目指す中、立ち上がりから積極的な入りを見せたセルティックだったが、D・ザグレブの守備に苦戦し、思うようにチャンスを作れない。 16分にはゴール前でFKのチャンスを得たが、パウロ・ベルナルドのキックは惜しくも枠を捉えることができなかった。 前線にあまりスペースがないためトップの古橋も左の前田も得意の形でボールを受ける機会が少なく、中盤の旗手もD・ザグレブのタイトな守備に手を焼き、チャンスを演出することができない。38分には、前線で激しくチェイスした前田が遅れてチャージしてしまい、イエローカードが提示された。 互いにシュートチャンスが少なく、0-0のまま迎えた後半、セルティックは負傷したジョンストンに代えてラルストンが投入された。 65分には旗手とP・ベルナルドが下がり、マッコーワンとエンゲルスを投入。さらに72分には前田と古橋を下げてアイダとフォレストを投入し、週末に控えるレンジャーズとのリーグカップ決勝を見据えた交代策と見られた。 前線を入れ替えたセルティックだが、後ろでボールを回すものの前線でボールが収まらず、キューンの個人技以外に攻め手がない状況が続く。一方のD・ザグレブはカウンター気味にセルティックゴールを脅かし、80分にはリストフスキの右クロスをファーサイドでフリーとなっていたピアツァが頭で合わせる。しかし、この決定機はGKシュマイケルが素晴らしい反応でゴール上へとはじき出した。 互いに最後まで集中した守備を続け、アディショナルタイムの3分間でもゴールは生まれず。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。 ■試合結果 D・ザグレブ 0-0 セルティック