フェルスタッペン最速! 周冠宇がクラッシュで赤旗中断も|F1サウジアラビアGP FP3速報
F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行3回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。RBの角田裕毅は13番手だった。 【リザルト】F1サウジアラビアGPフリー走行3回目結果 予選や決勝とは異なり、まだ陽が高いコンディションで行なわれたFP3。そのため各車とも序盤はなかなかコースインしなかった。 そんな中、虫垂炎に見舞われたカルロス・サインツJr.の代役として、急遽フェラーリからF1デビューすることになったオリバー・ベアマンは、F1マシンに慣れるという意味合いもあってか、序盤から周回を重ねた。 セッション開始から20分ほど経過すると、各車がコースインし、積極的に周回を重ねた。そんな中、ウイリアムズのローガン・サージェントは、左フロントタイヤをウォールにヒットし、サスペンションを壊してしまった。 残り20分を切ったところで、複数のマシンが2セット目のタイヤを投入。仕上げのアタックにかかった。 その直後、キック・ザウバーの周冠宇がターン7の立ち上がりでコントロールを乱し、ターン8のウォールにクラッシュ。マシンを大破させてしまった。これによりセッションは赤旗中断となった。 残り5分でセッション再開。ダメージを負った周とサージェント以外の全車がソフトタイヤを履いてコースインした。 そんな中、やっぱり速さを発揮したのはフェルスタッペンだった。フェルスタッペンはセクター1で全体最速、セクター2でも自己ベストを更新。セクター3では少しアクセルを緩めたか、自身のベストラップタイムを更新できなかったが、それでも1セット目のタイヤで記録した1分28秒412がこのセッションの最速タイムとなった。 2番手にはフェラーリのシャルル・ルクレール、3番手にはレッドブルのセルジオ・ペレスが入った。 急遽デビューとなったベアマンは、チームメイトのルクレールから0.7秒遅れの7番手。RBの角田裕毅は13番手だった。
田中健一