【実話】36年間両親に虐待され続けた息子が夜逃げを決意!?地獄のような毎日から解放&新しい人生を歩む【作者に聞く】
宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さんが描く「夜逃げ屋日記」は、DVやストーカー被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話をもとに描かれた人気漫画だ。今回はDVやモラハラがテーマの2作品を紹介するとともに、著者に依頼者の印象についても聞いた。 【漫画を読む】36年間虐待され続けた男性だが…!? ※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。 ■36年間虐待され続けた男性!? 今回の依頼者は、村田敏夫さん(36歳)。兄は頭も愛想もよくて両親から溺愛されていたが、そうでない敏夫さんは両親からずっと虐待されて育ったという。しかし、昨年父が病気で他界、母も寝たきりになり、敏夫さんは夜逃げを決意!スタッフは当日現場で敏夫さんと打ち合わせをするが、なんと外出中の兄があと30分で実家に帰って来る事態に!?急いで実家に行って荷物を運搬するが、そこで村田家の恐ろしい一面を目の当たりにすることになる…。 著者に敏夫さんの印象について聞くと、「失礼な言い方ですが、年齢に対してかなり老けていらっしゃったので、最初は本当に気づかなくて、この方が村田さんだと知ったときにはやはりびっくりしましたね…」と語ってくれた。 ■旦那のモラハラで味覚障害を患う女性!? 今回の依頼者は、加山恭子さん(41歳)。自宅で仕事をする旦那にいつも行動を監視され、それが原因でストレス性の味覚障害を患っている。夜逃げ当日、旦那も家にいる中でスタッフが作業をしていると、2階から降りて来た旦那は宮野をじっと見つめる。そこへ社長がやって来ると、いきなり社長の髪をぐいっと掴む旦那。社長はブチ切れて「人が優しくしてりゃ、つけ上がりやがって…殺すぞ」と言い放つと、驚いた旦那はまた2階へ上がって降りて来ることはなかった。 今回はDVやモラハラがテーマの2つの作品を紹介した。「夜逃げ屋日記」は第3巻の発売が決定し、著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。夜逃げ屋に興味がある方は、この機会にぜひ読んでみて! 取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)