ポールのノリス、黄旗はラッキーと認めるも「最速でないマシンで最高のラップを走った」/F1第19戦
2024年F1アメリカGPの土曜、マクラーレンのランド・ノリスはスプリントで3位、予選ではポールポジションを獲得した。 【写真】2024年F1第19戦アメリカGP 予選首位のランド・ノリス(マクラーレン)と2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル) スプリントでは、1周目に4番グリッドから2番手に浮上。19周のスプリントの18周目まで2番手を維持したが、終盤タイヤに苦しみ、カルロス・サインツ(フェラーリ)に抜かれて3位に落ちた。 予選Q3では最初のラップで暫定トップに立ち、終盤にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれる恐れがあったが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がクラッシュしたことによるイエローフラッグの影響で、その後のタイム更新が不可能になり、ノリスがポールポジションを守る結果になった。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) スプリント 3位(4番グリッド/タイヤ:ミディアム) 予選 1番手(Q1=10番手1分33秒616:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分32秒851:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分32秒330:ソフトタイヤ) 素晴らしいラップだった。これより速く走ることはできなかったと思う。こういうラップを走ったときには、それを超えることは難しいと分かるものだ。すべてをかけて走った。そうする必要があったんだ。 今回、週末を通して僕たちは遅れを取っていた。フェラーリやレッドブルに匹敵するペースがなかったんだ。だから僕は、スペシャルなラップを決める必要があり、それをやり遂げることができた。 全体的にクールなラップだった。明日のレースを最高の位置からスタートできる。 (走行後の記者会見で語り)できる限り見直して、必要な改善を行った。でも、今日は最速のマシンではなかったかもしれない。カルロスはもっと速く走れただろうと言っていたし、マックスもそう言っていた。僕はラッキーだったわけだ。でも喜んでこの結果を受け取るよ。 [オートスポーツweb 2024年10月20日]