100キャップは通過点。英代表主将ケイン、C・ロナウドから刺激「39歳で戦う彼を見ると…」「限界に挑戦し続けたい」
「肉体的にも精神的にもキャリアのピーク」
イングランド代表は現地時間9月10日、UEFAネーションズリーグの第2節で、フィンランドと聖地ウェンブリーで対戦する。この一戦を前に、大台の100キャップまであと1に迫るハリー・ケインが決意を示した。 【画像】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 現在31歳のケインは、2015年に代表デビュー以来、スリーライオンズを象徴する選手として活躍し続け、99キャップで66ゴールをマーク。ただ、上には上がいる。クリスティアーノ・ロナウドだ。 200キャップを優に超えるポルトガル代表の英雄は、8日のスコットランド戦で、キャリア通算901点目となる決勝点を奪ってみせた。ケインは現代サッカーを代表するカリスマから、大きな刺激を受けているようだ。 英メディア『90min』によれば、昨季からバイエルンでプレーするキャプテンは「僕の状態は本当に良い感じだよ。肉体的にも精神的にもキャリアのピークを迎えている」と伝えたうえで、次のように語った。 「他の選手たちや、901ゴール目を決めたロナウド、39歳で戦っている彼を見ていると、できるだけ長くプレーしたい気持ちになるんだ。このゲームが大好きだし、イングランドを代表することが何よりも好きだ。すぐに終わってほしくない。イングランド代表とクラブの両方で向上し続け、一貫性を保つことが重要だ。僕はハングリーだ。限界に挑戦し続けたい」 ケインはまた、100キャップ目前の心境に触れ、率直な想いを明かした。 「本当に特別だよ。いつも言っているけど、プレーしている時はなかなか実感がわかないものなんだ。以前、ゴール記録について話したけど、今回の件をとても誇りに思う。家族もこの瞬間を楽しんでくれるだろうし、引退した時にきっと振り返るだろう」 ケインは節目のフィンランド戦で記憶に残る活躍を見せられるか。もっとも、100キャップは通過点に違いない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部