皇治がブアカーオとの殴り合いを終えて「家族のためにパンチドランカーになるの何もかっこ悪いと思ってない」
試合は皇治がサークリングをしながらパンチのコンビネーションで攻めていき、ブアカーオはガードをあげながらカウンターを狙っていく。手数は皇治が多いもののブアカーオのボディブローが効いてきたのか、2Rになると皇治の足が止まり始めケージに押し込まれていく。しかし皇治はケージを背に自ら「打ってこい」と要求し、ブアカーオのパンチを顔面に受け続けながらも3R戦い抜きドローとなった。 試合を終えたブアカードは「皇治は魔裟斗より打たれ強い」と高評価。 皇治は「むちゃくちゃパンチ重いわ。ジャブとかも多少なり当たってたと思うけど、なんか全然効いてる気もせんかった。僕が伝えたいのは、今格闘技界色々なってますけど、やっぱり僕も結構パンチドランカーなるぞ、辞めとけとかいろんなこと言われるんすよね。皆さんもこうやってパソコン打って仕事してますけど、家族とか背負ってはって仕事のためにやってて、指が腱鞘炎になるからパソコン打つの辞めるって言ったら、やっぱ飯食っていかせないわけじゃないですか?だからみんなそれぞれ大なり小なり体張ってるわけですよ。僕も体張ってやってるわけやから、パンチドランカーになるの何もかっこ悪いと思ってないし、戦った証拠やと思ってるんで。僕は今日チャリティーで能登半島の人もそうやし、頑張ってる人たちは悔しいこといっぱいあると思うけど、胸張って仲間とかファミリーのために頑張ってると思うんで、僕みたいに馬鹿にされて笑われてもね、戦ってたらいいことあるっていうことをやっぱり見せていきたいなっていう意味でリングに上がったんで。その最低限の勇気を見せるっていう、でかいやつに立ち向かうっていうところは見せれたんちゃうかなとは思ってますけど。人それぞれあると思うんすよ見せるところ。僕はプロなんで、アマチュアじゃないんで勝ち負けもちろん大事ですけど、やっぱり人の心動かしてなんぼやと思うんで。今日ね、会場に応援来てくれた何人か、何十人、何百人か、何万人かわかんないですけど、 心を動かしてくれたと思うんで、明日頑張ろうと思ってくれたらいいなと思って殴り合いましたね」と笑顔で会場を後にした。 今後皇治はRIZIN大晦日参戦を見越して準備を進めていくとのことだ。
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