メルカリやヤフオクで「越境取引」が増えている! 2024年上半期、海外の人に買われたアイテムTOP10
フリマアプリやネットオークションでは「越境取引」の件数が増加しています。海外に向けて商品を販売する「越境ECサイト」が間に入ることで、日本で出品された商品を海外の人が購入することも容易になってきているのです。 【画像】越境ECサイト・Buyeeで実際に売れた、日本の「レトロ」なアイテム この記事では、越境EC事業者・BEENOSが発表した「越境EC×2024年上半期人気カテゴリ」TOP10をご紹介。最も購入件数の多かった商品カテゴリや人気アイテムの特徴などもあわせてお伝えします。フリマアプリやネットオークションで出品している人は、ぜひ参考にしてみてください。
◆越境EC「Buyee」における2024年上半期の人気カテゴリTOP10
画像はBEENOSが運営する越境ECサイト「Buyee」における、2024年1~6月までの購入件数から算出した人気カテゴリTOP10です。1位は「トレーディングカード」、2位は「おもちゃ、ホビー」、3位は「ファッション」でした。 実際にどのような商品が購入されたのか、以下で詳しく見ていきましょう。
◆10位:タレントグッズ
タレントグッズには、アクスタ(アクリルスタンド)や缶バッジ、タオルやTシャツなどが含まれます。推し活グッズである“痛バッグ”を作るためのクリアバッグや、ぬいぐるみを入れるための“ぬいポーチ”なども人気です。 特に需要があるのは、K-POP、J-POP関連のグッズ。日本のK-POP市場は世界的に見ても大きく、日本限定の商品も存在します。そうした日本市場ならではのK-POP商品を求めている人も多いのです。 K-POPでは“今まさに人気のあるアーティスト”のものが売れているのに対し、J-POPはソロシンガーからアイドル、ボーカロイド、VTuberまで、ジャンルや世代の異なるアーティストたちが人気となっています。 Buyeeでの購入件数から算出した「J-POPアーティスト×越境EC人気トップ10」でも、1位のAdo、2位の初音ミク、3位の乃木坂46から、7位の星街すいせい、10位の中森明菜まで、さまざまなアーティストがランクインしました。 グッズ販売に力を入れているアーティストのものは、特に購入件数が伸びる傾向にあるようです。