トイストーリー5からキャプテン・アメリカ新作まで。ディズニー新情報が一挙にお披露目
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(20世紀スタジオ)
「アバター」「タイタニック」などを製作してきた20世紀スタジオからは、アバターシリーズの3作目となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が登場。2025年12月に全米公開予定だ。 本作では新たな部族や文化、キャラクターが登場するという。空路で放浪する民族も紹介された。
『名もなき者』(サーチライト・ピクチャーズ)
サーチライト・ピクチャーズは「バードマン」「哀れなるものたち」などを製作してきたスタジオ。 2025年2月28日公開予定の『名もなき者』は、世界中のアーティストに絶大な影響を及ぼしたボブ・ディランの人生にスポットライトを当てる。 主演は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でウォンカ役を務めたティモシー・シャラメ。恋人との出会いや、ディランがスターになっていく過程が描かれる。
『ズートピア 2』(ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ)
続いてアニメーション。第89回アカデミー賞で「長編アニメ映画賞」を受賞し、「バディもの」としても大人気だった「ズートピア」。 その続編となる『ズートピア 2(原題)』が2025年11月に全米で公開予定だ。 ウサギの新人警官・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックのコンビは今作でも健在。2人はズートピアの街を騒がせる謎の爬虫類の行方を追って新エリアを訪れる。作中には、カバやヘビなどの動物も登場。
『トイ・ストーリー5』(ピクサー・アニメーション・スタジオ)
30周年を迎えるトイ・ストーリーシリーズからは『トイ・ストーリー5(原題)』が2026年6月に全米で公開予定。 監督は「ファインディング・ニモ」や「ウォーリー」でアカデミー賞長編アニメーション賞の常連となったアンドリュー・スタントン。 今作では、おもちゃ同士の対決ではなく、最新のデバイスに心を奪われる子どもたちとウッディたちが対決する。バズ50体が暴走するシーンにも期待したい。
「かつてないほど力強いものに」
ディズニーグループの興行収入は2024年に40億ドルを超えた。 ウォルト・ディズニー・カンパニー アジア・パシフィック プレジデントのルーク・カンは「いまディズニーのストーリーテリングはかつてないほど力強いものとなっている」と語り、IPを通じてパークやグッズなどのメディアミックスを通じ、「世代を超えて愛されつづける思い出をお客様と一緒につくる存在でありたい」と続けた。 取材協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
野田 翔