奈良県教育委員会 いじめや不登校などの調査結果
奈良県教育委員会は、令和5年度に確認されたいじめや不登校などに関する調査結果を発表しました。 調査は、令和5年度に県内の小中学校、高校などで行われました。それによりますと令和5年度、県内の学校で認知されたいじめの件数は小学校で6814件、中学校で929件、高校で204件といずれも前の年度を下回りました。これは、教員が早期に対処した結果ということです。その一方で、令和5年度の不登校だった児童、生徒の数は全国・奈良県ともに小中学校・高校のいずれも増加傾向にあり、過去最多となりました。県教育委員会は調査結果を受けて、長期欠席対策としてスクールカウンセラーやソーシャルワーカーなどを学校に配置し、保護者や児童・生徒に対する支援を行い、社会的自立に向けた取り組みを強化していくとしています。