白髪染めの回数が年間で半分に減らせる!話題の“白髪ぼかしハイライト”をしてみたら、髪を労わりながら品がよく自然な明るい髪色に
白髪染めをやめたい人や、白髪染めスパンを延ばしたい人が注目する「脱・白髪染め」は、大きく4つのテクニックに分けられます。前回の記事では、白髪は染めずにハイライトをブレンドして髪色を作る「大人の地毛ハイライト」を紹介しました。今回は、明るい髪色が好みの人におすすめの「白髪ぼかしハイライト」について、カキモトアームズのヘアカラーリスト、岩上晴美さんが紹介します。 【写真】白髪が目立たなくなる「白髪ぼかしハイライト」を詳しくみる!
kakimoto arms麻布台ヒルズ店・岩上晴美さん 日本のヘアカラーリングを牽引する岩上さんは、カキモトアームズを代表するヘアカラーリスト。2009年よりロンドンに渡り、世界的有名サロンである「Daniel Galvin」に在籍。帰国後はサロンワークの他に、国内外でヘアカラーセミナー、撮影、ヘアショー、薬剤開発など多岐にわたり活躍中。また、ゲストの悩みに対し真摯に優しく向き合ってくれるため、一度お願いすると長きに渡り髪色をお任せする女性が多数。髪に悩む大人世代から多くの信頼を寄せられ、有名人やモデル等から圧倒的な支持を得ている、まさにカリスマ的存在です。
\私が挑戦します!/
川島さんの希望はこちら! ☑ 白髪染めによる髪ダメージを減らしたい ☑ 1ヵ月毎の来店周期を2ヵ月毎ぐらいに減らしたい ☑ ハイライトはしたいけど、目立ちすぎるのは避けたい ヘアカラーリスト・岩上さんからの提案はこちら! ☑ ベースの髪色はトーンダウンさせ、退色による赤味をリセット ☑ 白髪をぼかす細かいハイライトで自然な仕上がりに! ☑ 最後にトナー剤をかぶせて深みのあるブレンドカラーに調整 では、さっそく施術をみてみましょう!
ハイライト&トナーによるブレンドカラーでコントラストが控えめな自然で明るい髪色に
明るい髪色に見せたいけれど、褪色時のギラつきや赤味は気になるという川島さん。そこで担当の岩上さんは、全体の髪色をトーンダウンさせてから、今ある白髪をぼかすようにハイライトを加えます。
\こんな感じにハイライトを入れます/
ハイライトを入れた後は、その周りの根元をリタッチ。さらに全体の色味を調節するトナー剤を重ねます。これにより、ベースの髪色と白髪、ハイライトカラーが自然になじんで、ナチュラルな仕上がりを目指せるのだとか。褪色のギラつきも抑えられます。
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