お風呂場に水あかや赤カビがすぐに出てきて困っています。毎回掃除するのも面倒なのですが、お金をかけずに解決する方法はあるでしょうか。
お風呂場は湿度が高く温かい環境が整っているため、水あかや赤カビが発生しやすい場所です。水あかや赤カビは見た目が悪いだけでなく、放置しておくと頑固な汚れになります。本記事では、水あかや赤カビの原因を解説するとともに、毎日のちょっとした対策で予防する方法を紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
お風呂場の水あかや赤カビの原因
水あかは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が蒸発後に残ることで発生します。蛇口やシャワーヘッド、浴槽の縁に見られる白っぽい汚れはアルカリ性の性質を持ち、放置すると頑固な汚れになります。水道水を多く使用するお風呂場ではミネラル分が蓄積しやすく、水滴をそのままにしておくと水あかが発生しやすくなるでしょう。 一方、赤カビの正体は酵母菌の一種で、高温多湿を好む性質があります。お風呂場では、排水溝やシャンプーボトルの底、液だれが溜まる場所に発生します。皮脂や石けんカスは、酵母菌が活発に繁殖するための栄養源です。 赤カビはこすり洗いをすれば一時的に取り除くことは可能ですが、酵母菌そのものが完全に死滅しない限り再び発生します。見た目がきれいになっても、菌が残ったままだと数日で同じ箇所に赤カビは再発するでしょう。
お金をかけずにできる水あか対策
予防策を実践することで、水あか掃除の手間を大きく減らせます。ここでは、お金をかけずに効果的に水あかを防ぐための方法を紹介するため、ぜひ参考にしてください。 水あかがつきやすい場所として、浴槽の縁やシャワーヘッド、蛇口周りが挙げられます。残った水滴は時間が経つにつれて水あかになり、固まってしまうと掃除が面倒になります。そのため、洗面所やキッチンで使用する手拭きタオルを使い、蛇口周りを軽く拭き取ることを習慣にしましょう。 タオルを洗濯する前に、蛇口やシンクの周りをサッと拭いて石けんカスや水滴を取り除くことで、水あかの発生を防げます。特別な掃除道具を購入する必要がなく1分ほどで済むため、毎日の生活の中で簡単に実践できます。