センバツ21世紀枠候補 石橋表彰 「集中力で強豪に勝利」 /栃木
来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」の関東・東京地区候補校に選ばれた石橋高校(瀬端徹校長)で23日、表彰式があり、選手に盾が贈られた。 新型コロナウイルスの感染防止対策のため、あいさつなどは校内放送で実施。県高野連の菅野光広会長は「意識の高い取り組みと集中力で強豪校に勝利するなど力をつけた。野球教室や清掃活動などは県内の高校球児の模範になる」と述べた。 その後、中庭での表彰式で小林到主将(2年)が菅野会長から表彰盾を受け取ると、校舎から見守っていた生徒らから大きな拍手が起こった。小林主将は「日に日に候補校に選ばれたという実感が湧いている。自分たちの力だけではなく、学校として評価されたことがとてもうれしい。しっかりと練習をして、1月29日を迎えられれば」と話した。 県内の高校が地区候補校に選出されたのは、前回大会の宇都宮以来で6回目。瀬端校長は「この先のハードルは高いが、夢や希望を持って練習できることは幸せなこと。技術面だけでなく、精神面や体力面も大きく成長できるよう精進してほしい」と期待を込めた。 21世紀枠は石橋を含む全国9地区の候補校から、来年1月29日に大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれる選考委員会で3校が選ばれる。【玉井滉大】