大阪府・吉村知事が定例会見3月25日(全文5完)五輪延期でも住民投票は延期しない
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、新型コロナ対策で約74億円補正予算案を編成 吉村知事が定例会見(2020年3月25日)」に対応しております。 【動画】大阪府、新型コロナ対策で約74億円補正予算案を編成 吉村知事が定例会見 ◇ ◇
やっぱり国の支援を求めないと
吉村:あとは空床のままだと予算が掛かって、府の立場から見たらね。空床だったら、この椅子空いてるから、この椅子代金は大阪府が払うんですよ。でもそこに患者さんが入ると、例えば、非稼働の病床じゃなければ、これは公的保険から払われることになるわけですよ。なので、この空き椅子をどれだけ確保するのかっていうのが今、非常に難しい判断だけどそうやってると。今、いきなり空き椅子1000床確保したらたぶん、大阪府民の税金をものすごい莫大に使っていかなきゃいけない、府費単体でね。それは一般財源である意味、公助処置もされるかどうか分からないようなお金として、はっきり言って水に流れて消えてしまうかも分からないお金が、患者さんが増えなきゃそれがいいんですけど、そのバランスで今、進めてるっていうところなんで、1000床になったらいくらっていうのはまだ、事業費ベースでは積み上げてないっていうのが実際です。ただ、1000床は目指していきたいなと思います。 目指すに当たって、やっぱり国の支援を求めないと、先、こっち側で全部やっちゃうともう良くないですから、先例としても大阪は進んでると思うんで、ほかの都道府県のことを考えても、やっぱりこれは国の制度としてやりましょうっていうような、今、一生懸命言っているところなんです。ただ、そうはいってもやっぱり時間がどうなるか分からないので、まず先行して、さっき言った300床か何床かはもう、事実上は確保しているという状況です。ただ、それを、用意どんってやり始めても、埋めないでねって言った瞬間、費用が発生するという状況になるんだろうと思います。あとはだから、それにちなんだお医者さんの確保とか、医療機器の整備に、それも予算を組んで、必要な範囲で組んだのが約40億円ということです。