子どもたちの“魚離れ”防げ!夏休みの小学校で出前授業&愛媛県が仕掛ける「お魚トレカ」
きょう学校に集まった、夏休み真っ只中の子どもたち。その目の前に現れたのは?そして愛媛県が仕掛けるのは、子どもが大好きなトレカ!あの手この手で愛媛の水産物をPRです。 児童: 「重っ!」 女性スタッフ: 「だいたいこれで1.2キロ」 子どもたちが手にしているのは、愛南町で水揚げされた魚! 松山市のさくら小学校で開かれた「愛南町ぎょしょく普及推進協議会」の出前授業です。子どもたちに、普段食べている魚の本来の姿や魅力を知ってもらい、さらに魚好きになってもらおうとさくら児童クラブと印刷会社のセキからの依頼で行われました。 女子児童: 「お腹ら辺はムニムニしてて(うろこ)はざらざらしたり、ちょっと硬いところもある」 2年生と3年生64人が、カツオやサバなど13種類の魚に触れて名前や特徴などを学びます。 他にも…重さはなんと2キロ!実際のカツオの重さを再現したぬいぐるみを一本釣り! 男性スタッフ: 「三枚おろしって聞いたことある人?」 愛南の養殖マダイを三枚におろす様子を見学。 そして…お待ちかね!お昼のメニューは、その養殖マダイの「鯛カツバーガー」! 児童たち: 「いただきます」 魚に詳しくなったからいつもよりおいしいかな? 男子児童: 「おいしい」 「魚の(カツ)がふわふわしとった」 女子児童: 「一生食べられる」 愛南町水産課 海業推進室 浜辺隆博室長: 「魚そのものを見たことがないという子に向けてどんどん魚を伝えていきたいし、好きになってもらって、魚をどんどん食べてもらうという良い循環が生まれたら」
穴井記者: 「こちらの鮮魚コーナーには朝からずらりとさまざまな種類の魚が並んでいます」 松山市内のスーパーです。10種類ほどの商品に「えひめのお魚食べようキャンペーン」と書かれたシールが貼られています。 このシールが貼られた商品を購入すると、手渡されたのは銀色の袋。その中身は… 県漁政課 鈴木克章担当係長: 「ずばり、“愛媛のお魚獲レカ”です!」