「確定給付企業年金」の「規約型」と「基金型」って一体なに? それぞれの特徴を教えて!
確定給付企業年金は企業年金の1つ
確定給付企業年金とは、企業年金における種類の1つです。企業年金は退職時に支給される給付金の1つで、分割して支払われる点が退職金との違いといえます。退職金制度を導入している企業は多いですが、中には退職金制度の代わりに企業年金を採用している企業もあります。なお、両者とも導入している企業も少なくありません。 確定給付企業年金は企業が掛金を運用するもので、支給額が事前に確定しています。また、運用方法などの違いにより、規約型と基金型に分かれる点が特徴の1つです。 規約型は会社が保険会社や信託会社などと契約し、これらが運用や給付を行います。対して、基金型は会社が法人を設立したうえで、その法人が運用や給付を行います。つまり、掛金を扱う団体に違いがあるのです。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部