「知らなかった」 アクセサリー作家が作る“左右盲のためのリング” 渾身のデザインに「本当に感謝」
右と左が分からなくなったら手を見て確認。「左右盲」のために作られた「左右リング」がX(Twitter)で話題に。記事執筆時点で約460万回表示され、3万件以上の“いいね”を獲得しています。 【画像】左右盲リングのデザイン
装飾が「左」「右」の直球デザインが左右の確認に助かる!
投稿したのは、ユニークな発想のデザインが面白い“謎需要アクセサリー”を主に作っている作家の「ららら」さん(@likelovelikes)です。 左右リングは、その名の通り「左」または「右」という文字の装飾があしらわれた指輪。とっさに左右の判断ができない「左右盲」で困っている人向けに制作され、どちらかの指輪(あるいは両方)を正しい方の手の指に着用することで、手元をチラッと見るだけですぐに左右を確認することができます。 らららさんによると、ハンドメイドイベントにきたお客さんから「左右盲で困っている方に作って欲しい」とリクエストされたことをきっかけに制作したとのこと。さらにその後Xで寄せられた意見を参考に、装飾が「みぎ」「ひだり」という平仮名バージョンも制作しています。 作品はらららさんのminneのショップページ「謎需要アクセサリーの店 ららら」にて販売中で、デザインは「右」「左」「みぎ」「ひだり」の4種類から選べて価格は各2200円です。おまけとして、かわいらしいイラストが描かれた「左右確認表」も付いてきます。
「左右盲が多いことを知って救われました」
らららさんが左右盲に悩むXユーザーのポストを引用する形で「困ってる方に左右リングが届きますように」と投稿したところ、「めちゃくちゃわたしの為のリング見つけた」「需要がありすぎる」「これ運転する時めっちゃいいやん」「家にいる時はつけて訓練するわ」などの声が上がり、また多くの共感の声が寄せられたことで「子供の頃からとっさに左右がでてこない私はダメな奴と思っていたけど、左右盲が多いことを知って救われました」なんて声も寄せられました。 今回の左右リングの反響について、らららさんは「私はお客さまのご提案を形にしただけなので、謎需要なものを作っているおかしな作家へ悩みを相談してみようと思ってくださった勇気のあるお客さまへぜひ心を向けて頂けたらうれしいです」とコメント。最初のリクエストがなかったら、左右盲で困っている人が多くいることも知ることもなかったと感謝をつづっています。 らららさんは他にも、カフェで席を確保するときに使えるかもしれない「席使用中キーホルダー」や、自分は花粉症だとさり気なく(?)アピールできる「私は花粉症」ピンバッジなど、特定の人・場面で役立ちそうな社会貢献シリーズを制作。メインの“謎需要アクセサリー”では、百人一首やコナミコマンドをモチーフとしたアクセサリーなども見ることができます。 画像提供:【謎需要アクセサリー ららら】(@likelovelikes)さん
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