ロッテはこのまま優勝まで走るのか【立浪和義の超野球論】
外野の堅守
急成長を見せる藤原
パ・リーグでは後半戦に入り好調のロッテが首位を走っています(9月19日現在)。派手さはありませんが、攻守走のバランスが良いチームだと思います。 投手陣では、先発陣に絶対的エースと呼べる存在はいませんが、頭数がそろっていますし、何よりリリーフ陣です。8回に急成長の佐々木千隼選手がいて、9回にはチームの55勝中33セーブの益田直也選手と、勝ちパターンの継投ができているのが大きいと思います。ほかにもDeNAから移籍の国吉佑樹選手が7回で素晴らしい投球をしていますので、先発陣は7回ないし、6回でいいと飛ばしていけます。 打線では荻野貴司選手が一番打者としてチームを引っ張り、セカンドの中村奨吾選手も打撃好調です。もちろん井口資仁監督の戦略でもありますが、盗塁、走塁と足を絡めての攻撃を積極的に仕掛けていく選手が多く、しかも、マーティン選手、レアード選手には・・・
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週刊ベースボール