重傷で今季絶望となったカルバハル「シメオネからの激励のメッセージは特別だった。僕は彼のことを本当に称賛している」 | ラ・リーガ
レアル・マドリードDFダニ・カルバハルが、10月に今季絶望の重傷を負った際、受け取って最も驚いた激励のメッセージを明かしている。 10月5日のラ・リーガ第9節ビジャレアル戦(2-0勝利)で右足の前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、膝窩筋腱断裂という重傷を負い、今季中の復帰は絶望的となったカルバハル。スペイン『エスキレ』とのインタビューに応じた同選手は「今はほとんど松葉杖なしで過ごしている。ジムでトレーニングをしたり、フィットネスバイクに乗ったり……短期的な目標を掲げてそれを達成しているよ」と、現状の回復具合について報告。そして重傷を負った直後、アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督から届いたメッセージに、最も心を動かされたことを明かしている。 「驚いたのは、チョロ・シメオネのメッセージだった。彼はフットボールを心底愛している人物で、ライバル関係を超えたところで、僕は心から称賛している。僕たちは、このエモーショナルなスポーツの見方を共有していると思うし、だからこそ彼からメッセージを受け取ったときのことは、特別な瞬間として記憶しているよ」 カルバハルはまた、レアル・マドリードのチームメートFWヴィニシウス・ジュニオールではなく、スペイン代表のチームメートMFロドリが受賞した2024年のバロンドールについての質問に答えることを拒絶し、その理由を「何を言われても悪く解釈されてしまう」と説明。その一方で、自身が4位だったことについては「何か言えることがあるとすれば、間違えていなければ僕が最も順位の高い右サイドバックとなったはずだ」と胸を張っている。 1月で33歳となるカルバハルはその一方で、将来的にレアル・マドリードを退団した際、それ以上は欧州でプレーすることがないと断言している。 「以前にも言ったことだが、レアル・マドリードを去った後、もう欧州ではプレーしない。チャンピオンズリーグでもスペインでもレアル・マドリードと対戦することはないよ」