【精神科医が教える】何もかも失って悲しみのどん底にいる人が絶対忘れてはならない1つのこと
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります! ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。 ● 時間 時には、何もかも 失ったかのように思える ときもあるでしょう。 でも、そんなもの最初からなかったのよ。 錯覚なの。 本当に自分だけのものって、 自分の時間だけよ。 何もかも失い、ゼロの状態になった。何もかも失い、人生のどん底にいるような気持ちになった……。 でも、じつは最初からアナタの手にはなかったものなのです。いったん手にしたかもしれませんが、それはもともとなかったもの。失ったというのは錯覚なのです。 何もかも失うのではないかという恐怖心、何もかも失って自暴自棄になる気持ちもわかりますが、そこはスタートライン。 誰にでも平等に、自分だけのものとして与えられているのは時間だけ。そして、その時間は誰にとっても有限です。なぜなら、いつか必ず死を迎えるから。 時間が過ぎ去るのは、あっという間だし、いつ死を迎えるかなんて誰にもわからない。だから時間を大切にする。その原点を忘れなければ、きっとうまくいきます。 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
精神科医 Tomy