【写真蔵】一部改良で内外装も走りもクオリティアップした、メルセデス・ベンツ EQA & EQB
内外装をリフレッシュ。パワートレーンも性能向上
メルセデス・ベンツのエントリーEVともいえる、EQAとEQBが内外装やパワートレーンを一部改良。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】 前後のオーバーハングが短く、パワフルでありながらクーペのようにスタイリッシュで、曲線を用いたデザインが都市型SUVらしいEQAの特徴だ。(全18枚)
日本の街中でも扱いやすいサイズながら、SUVとしての日常での使い勝手も両立させたEQA。EQAをベースにホイールベースを延長して3列7人乗りとし、より大きな荷物も積めるなどSUVとしての魅力をさらに増幅させたEQB。そんなEQAとEQBが2024年夏に向けて一部改良が施された。 外観では、メルセデス・ベンツ電気自動車の最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらったフロントグリルを採用し、フロントバンパーやテールランプ内部のデザインを変更した。インテリアでは新世代のステアリングホイールを採用し、センターコンソールのタッチパッドを廃止するなど、スッキリしたデザインとなっている。 パワートレーンでは、EQAとEQBのFWDモデルはバッテリー容量やモーター最大トルクをアップして、一充電走行距離もEQAは591km、EQBは557kmに伸長。車名もEQA250+とEQB250+となった。EQBの4WDは従来どおりだが、2モーターの4WDは十分以上にパワフルだ。 いずれも安全&快適装備はメルセデス・ベンツらしく充実しており、車外へ電力を供給できる双方向充電も可能だ。従来型より乗り心地は改善され、エンジン車から乗り換えてもメルセデスらしさに変わりはない。予算や使用状況を考えて、どちらも入門用電気自動車としてオススメできる1台だ。
メルセデス・ベンツ EQA250+ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4465×1850×1625mm (AMGラインパッケージ装着車) ●ホイールベース:2730mm ●車両重量:2020kg ●駆動方式:FWD ●最高出力:140kW(190ps)/3500-7000rpm ●最大トルク:385Nm/0-3550rpm ●バッテリー容量:70.5kWh ●乗車定員:5名 ●一充電走行距離離:591km(WLTCモード) ●車両価格(税込):771万円
メルセデス・ベンツ EQB350 4マティック 主要諸元
●全長×全幅×全高:4685×1835×1705mm (AMGラインパッケージ装着車) ●ホイールベース:2830mm ●車両重量:2180kg ●駆動方式:4WD(前後2モーター) ●システム最高出力:215kW(292ps)<EEC> ●システム最大トルク:520Nm<EEC> ●バッテリー容量:66.5kWh ●一充電走行距離離:467km(WLTCモード) ●乗車定員:7名 ●車両価格(税込):899万円
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