メインは“元WWEスーパースター”が注目の初参戦!オカダ・カズチカの“ラスト2”も
2月23日(金・祝)、新日本プロレス冬の札幌2連戦『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』1日目が北海道立総合体育センター 北海きたえーるで開催。 【写真を見る】大阪ラストマッチを終え…涙を浮かべるオカダ・カズチカ メインイベントは、IWGP GLOBAL ヘビー級選手権。“元WWEスーパースター”のニック・ネメスが、王者デビッド・フィンレーに挑戦する。
フィンレーは1.4東京ドームで新設されたIWGP GLOBALヘビーを懸けてウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリーと3WAYマッチで対決。 アレックス・コグリン&ゲイブ・キッドも乱入し大荒れとなった三つ巴の闘いは、最後にフィンレーが新技のオーバーキルでオスプレイを葬り、初代王者の座に君臨した。 試合後、フィンレーはこの闘いをリングサイドで見届けた元WWEのニック・ネメスを激しく挑発。 怒ったネメスも応戦し、試合後のバックステージでも乱闘騒ぎに。
試合のダメージの残るフィンレーが退散すると、ネメスはIWGP GLOBALのベルトを手に「このベルトこそが新たなチャンピオン、そしてリーダーとなるものの手にわたるべきだと思う。このベルトをこれから輝かせるためにも、俺が獲得したいと思っている」と、高らかに挑戦を表明した。 新日本初参戦にして大一番に臨むことになったネメスは、海外マットで名を轟かす猛者だ。 2004年にWWEと契約したのち、2008年にドルフ・ジグラーのリングネームに改名すると頭角を表し、タイトル戦線の常連に。必殺技のジグザグ(変形ネックブリーカー)を武器に、2度の同団体最高峰の世界ヘビー級王座戴冠を果たしている。
初代王者フィンレーにとっては大物ファイターを迎撃する格好となるが、ここで返り討ちにすれば自身とBC WAR DOGSの名をさらに世界に広めるチャンス。一方、ネメスも新天地でベルトを奪取し、その力を日本のプロレスファンにも示したいところだ。 ともにテクニック&ラフを備えた強豪外国人同士。誕生したばかりのIWGP GLOBAL王座の価値を高めるような闘いに期待が集まる。