司法書士が教える「定款認証」の流れ 予約から交付までの手続き
よくある質問と注意点
Q1:電子定款と紙定款、どちらがよいですか? ⇒A.電子定款は収入印紙代(4万円)が不要になるため、コストを抑えたい場合におすすめです。ただし、作成には専用ソフトや電子署名が必要なため、専門家に依頼するのが一般的です。 Q2:公証役場での予約が取れない場合はどうすればいい? ⇒A.別の日程で再度予約を試みるか、管轄内の別の公証役場に問い合わせてみてください。 Q3:公証人から指摘を受けた場合、どうすればいい? ⇒A.指摘内容に応じて即座に修正するか、大幅な修正が必要なら再予約を行いましょう。
スムーズな認証手続きのために
定款認証は、会社設立に欠かせない重要なステップです。事前準備と手順をしっかり把握し、スムーズな手続きが進められるように、次のポイントを押さえておきましょう。 〈チェックポイント〉 1.予約の段階で必要書類や手数料を確認。 2.定款作成時に記載内容の不備を防ぐ。 3.電子定款の活用でコスト削減を検討。 4.当日は時間厳守で対応し、交付後はすぐに登記申請へ進む。 定款認証のプロセスをしっかりと理解し、会社設立をスムーズに進めましょう。専門家のサポートを受けることで、さらに安心して進めることができます。 加陽 麻里布 司法書士法人永田町事務所 代表司法書士
加陽 麻里布