立憲民主党の新体制が始動!新たな執行部メンバーの経歴・政策まとめ
執行役員には中堅を登用!小川幹事長や重徳政調会長の経歴は?
野田氏は就任後翌日に新体制を公表しています。党運営の要となる執行役員(幹事長、政調会長、国対委員長)を選出しました。
幹事長は小川淳也(おがわ・じゅんや)氏
小川氏は1971年、香川県高松市生まれ。東京大学法学部卒業後、自治省に入省し、愛知県春日井市企画調整部長、総務省大臣官房秘書課課長補佐などを経て、自治省を退職。 2003年衆院選に民主党の公認候補として香川1区から初めて立候補しましたが、次点で惜敗。次の2005年衆院選で初当選を果たし、現在6期目です。 前回の代表選に立候補しました。 小川氏は自身の公式サイトで、「私が目指す政治」として以下の考えを掲載しています。 新たな時代にふさわしい「対話する政治」日本はこれまでかつて経験したことのない重大な構造問題に、同時多発的に、重層的に直面している。人口減少、高齢化の進展、少子化の進行、社会保障の傷み、財政悪化、気候変動、こうした相互に関連する重大な課題を長らく放置し、つけを将来に先送りしてきた日本政治の停滞こそが、国民の言い知れぬ不安や閉塞感の根本にある。次世代の政治家として、こうした難しい課題をこそ直視し、国民と共に対話を重ね、共に悩みながら、共に解決策を見出していく新たな時代にふさわしい対話型の政治を創造する。 改革の原動力となる「信頼に足る政治」右肩上がりを前提とした昭和型の社会に適合し、今なお現存する昭和型の政治が今改めて厳しく問い直されている。利益誘導や利権の構造に重きを置いた政治構造そのものが、社会の重荷であり、新たな時代を切り開く見識、力量、そして何より原動力となる国民との信頼関係の醸成を果たせていない。政治が不信の象徴である限り、この国は変わらない。政治を信頼の象徴たらしめ、政治家が信用に値するとの確信につなげ、国民との信頼の絆を結ぶ。それこそがこれからの改革の原動力となり、これもまた次世代(の政治家)に課せられた大きな責任である。
政調会長は重徳和彦(しげとく・かずひこ)氏
重徳氏は1970年生まれ、愛知県出身です。東京大学法学部卒業後、自治省に入庁し、山形県庁や青森県庁、広島県庁への出向、総務省官房企画課課長補佐、内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐などを歴任しました。 2011年の愛知県知事選挙に立候補するも次点で落選。翌2012年衆院選(愛知12区)に出馬して比例復活で初当選を果たします。現在4期目です。 党内では若手・中堅を中心としたグループ「「直諫の会」で会長を務めています。今回の代表選では野田氏の推薦人に名を連ねました。 重徳氏は自身のサイトで以下の政策理念を掲げています。 私は、成熟国家ニッポンは、物質的豊かさだけでなく、心まで豊かに暮らせる社会にしたい。 ①子どもたちや若者が、日本の将来を明るく展望できる社会。 ②働く女性も、子育てや家庭に専念する女性も、すべての女性が心地よく暮らせる社会。 ③働く人たちが、やりがいと誇りを持って仕事に取り組める社会。 ④戦後の日本を、世界有数の国に育ててれた高齢者が、安心・安全を感じられる社会。 一人ひとりがこの国に誇りを持ち、みんなの力でさらに良い国を作っていきたい。 こんな想いの中から、各政策に取り組んでいこうと思っています。