立憲民主党の新体制が始動!新たな執行部メンバーの経歴・政策まとめ
国対委員長は笠浩史(りゅう・ひろふみ)氏
笠氏は1965年生まれ、福岡県出身です。慶應義塾大学文学部卒業後、テレビ朝日で政治記者を務め、2003年衆院選で神奈川9区から立候補して初当選を果たします。現在7期目です。 過去に所属していた民主党では幹事長代理、民進党では国対委員長代理、希望の党では国対委員長などを務めました。 今回の代表選では野田氏の推薦人となりました。 笠氏は自身のサイトで以下の政策を掲げています。 【経済再生・雇用/分配なくして成長なし!】 ・「グリーン」・「デジタル」・「農林水産」を柱に成長戦略を推進します。 ・医療・介護・子育てなどベーシックサービスに予算を重点配分します。 ・労働分配率向上のために賃上げする企業に対する税制優遇を行います。 ・同一労働同一賃金の法制化を目指します。 ・希望すれば正規雇用で働くことができる社会を実現します 【エネルギー政策/将来的に原発ゼロを目指す!】 ・原発の新設、増設を行わず、40年運転制限制を厳格に適用します。 ・高レベル放射性廃棄物の最終処分施設の建設地を国主導で決定します。 ・2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー、蓄電池の開発、水素融合などへの投資を推進します 【教育/人づくりなくして国づくりなし!】 ・大学生への給付型奨学金を大幅に拡充し、大学院生も対象とします。 ・小学校25人以下、中学校30人以下学級を目指します。 ・ICT・テクノロジーを活用して児童生徒に個別最適な学習を行います。 ・夜間中学、フリースクールなどを拡充し、多様な教育機会を確保します。 ・大学を拠点としたリカレント教育を推進し学び直しを支援します。
選対委員長は大串博志(おおぐし・ひろし)氏が続投
大串氏は1965年生まれ、佐賀県出身です。 東京大学法学部卒業後、大蔵省に入省し、長野県諏訪税務署長、財務省主計局主査、金融庁監督局銀行第一課銀行監督調整官などを歴任して財務省を退官。 2005年衆院選(佐賀2区)で初当選し、現在6期目です。財務大臣政務官、内閣府大臣政務官、民進党政務調査会長などの要職を務めました。2022年8月から立憲民主党の選挙対策委員長に就任し、続投が決まりました。また、代表代行(党務総括)との兼務となります。 大串氏は自身のサイトで以下の政策理念を掲げています。 地方の私たちの暮らしを守る! 私たちの暮らしは本当によくなったでしょうか? 株価が上がったというけれど、その恩恵は一部の人たちだけ。 今の政策にストップをかけ、私たちの生活に視線が注がれ、 力が届けられる政治をみなさんと一緒に作っていきます。 当たり前の政治を! コロナ禍の中、私たちの命と暮らしを最優先に守る、「当たり前の政治」を 仕事に、生活に行きづまった時でも必ず支えてくれる、「当たり前の政治」を 何歳になっても安心して暮らせる、「当たり前の政治」を 都会じゃなくても、どこに住んでいても豊かに暮らせる、「当たり前の政治」を 「忖度(そんたく)」などない、問われたことに真正面から答える、「当たり前の政治」を