日産「エクストレイル」で野外「グランツーリスモ」は可能か? 1500W電源でキャンプの楽しみ方が無限に広がります
野外グランツーリスモ、楽しめる時間帯が超狭い!
いよいよ満を持してプレステを起動し、『グランツーリスモ』を立ち上げる。ハンコンとの接続も問題なしで、ゲーミングチェアに座ってみた。すると……TV画面への写り込みが激しすぎてほとんど見えない! 輝度を上げても焼け石に水。ピーカンの夏空の下、空の写り込みもさることながら、周囲との明暗差が激しすぎるのだった……。 日が落ちかけるまで待ってリトライすると、どうにかプレイできるようになった。今回はインターネット接続まで設定せずにアーケードモードで、慣れ親しんだNDロードスター×筑波を周回。高原のさわやかな空気の中、スキール音を響かせながらヘアピンを駆け抜けるのもなかなかオツなもの。もうちょっと時間があれば、もっと雰囲気の近いコースを探すのもアリだろう。 せっかくの機会なのでと編集部の若手にも走ってもらうと、あっさり自分より良いタイムを出されて、ビミョーな気持ちになりつつ……。あたりがすっかり暗い「夜」になると、今度はTV画面が真っ暗なキャンプ場では明るすぎて、周辺のサイトの皆さんにも雰囲気を壊して迷惑になりそうなので電源オフに。 結論として、夏のキャンプ場で野外「グランツーリスモ」を楽しめるのは、夕暮れ時だけであった。もっと明るい屋外用ディスプレイを用意すれば別かもしれないが……プレイ環境の快適性と、周囲へのマナーを両立するベストな方法は、VRヘッドセットを使うことだろうか。いよいよ本末転倒な、アウトドアでわざわざ引きこもるような絵面になってしまうのがちょっと難点だけれども。 * * * キャンプ場で『グランツーリスモ』はイマイチだったが、この季節でいえば、たとえば耐久レースのピットにエクストレイルをサービスカーとして持ちこんで、本レースと並行してバーチャルレースに興じる、といった遊び方は楽しいかもしれない。 最後に、アウトドアでのTVやオーディオやゲームは、キャンプ場ごとのルールを順守した上で、回りに迷惑にならないように十分に配慮するよう、くれぐれもお気をつけを。
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