【台風情報】24時間以内に「台風14号」発生へ 気象庁が熱帯低気圧の進路予想を発表開始 18日にかけて沖縄周辺へ北上予想 日本の南海上には“台風の卵”続々 本州に接近・秋雨前線も南下で大雨おそれも 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【20日まで雨・風シミュレーション】
■24時間以内に台風14号発生へ 気象庁が進路予想発表 台風13号は奄美地方を通過して東シナ海を進み大陸方面へと向かっていますが、日本の南の海上では東西に対流活動が活発となっていて雲域が広がっています。 【画像で詳しく確認】24時間以内に台風14号発生へ 日米欧進路予想比較&20日までの雨・風シミュレーション このうち気象庁は15日午後3時、マリアナ諸島付近で発生した熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があるとして進路予想を発表しています。18日から19日にかけて南西諸島方面へと進む予想です。 ■海外予報機関でも監視対象に 進路予想を発表に アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 15日午後の時点で、日本の南の海上の雲域のうちの一つについて「97W」と表示されてオレンジ色の丸で囲まれています。この雲域がJTWCの監視対象となったことを意味しています。 JTWCでは定めた基準以上に発達する雲のまとまりができると、LOW(黄)→MEDIUM(オレンジ)→HIGH(赤)へとレベル分けして情報を発表します。赤色になると台風の発生時期に近づいた目安となります。それぞれの意味は以下の通りです。 LOW(黄):監視対象ではあるが、今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性は低い MEDIUM(オレンジ):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性も高まっているが、発達するには24時間以上かかる見込み HIGH(赤):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する見込み 【画像で確認】台風+秋雨前線で大雨おそれも 20日(金)までの雨・風シミュレーション ■アメリカ海洋大気庁が発表する2つの熱帯じょう乱の進路予想は アメリカ海洋大気庁は、2つの熱帯じょう乱についてアンサンブル予報の結果について発表しています。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。