【台風情報】24時間以内に「台風14号」発生へ 気象庁が熱帯低気圧の進路予想を発表開始 18日にかけて沖縄周辺へ北上予想 日本の南海上には“台風の卵”続々 本州に接近・秋雨前線も南下で大雨おそれも 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【20日まで雨・風シミュレーション】
一つは気象庁が今夜までに熱帯低気圧となる予想をしていてアメリカ海軍も監視対象としている「97W」についてです。北西方向へ進んで沖縄周辺へと北上する可能性を示しています。 また、97Wの東側にある熱帯じょう乱についても「96W」として進路予想を発表しています。こちらは現在のところそこまで発達させる予想とはなっていません。 【画像で確認】台風+秋雨前線で大雨おそれも 20日(金)までの雨・風シミュレーション ■ヨーロッパモデル 2つの熱帯低気圧が発生 本州へ向かう予想も ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。 ヨーロッパの予想モデルでも台風13号が大陸方面へ向かったあと、日本の南の海上で熱帯低気圧が発生する確率が高くなっているエリアが2つ現れています。 今週後半にかけて九州の南の海上へと北上する可能性を予想しています。 さらに21日以降は本州付近で確率が高くなっていますが、これは沖縄周辺に北上した熱帯じょう乱が本州付近へと進む予想が一部にある可能性を示しているとみられます。 【画像で確認】台風+秋雨前線で大雨おそれも 20日(金)までの雨・風シミュレーション ■次の3連休初日・21日 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ降水予想 それでは気象庁、アメリカ海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報モデルについて、21日(土)朝の計算結果の一覧を見てみましょう。 気象庁(JMA) アメリカ海洋大気庁(NOAA) ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) アンサンブル予報の結果一覧をみてもわかるように、1週間先にどこに熱帯じょう乱が北上するかについては、まだ予報にかなりのブレ幅あるため確定的なことを言える段階ではありません。気象庁が進路予想の発表を始めた熱帯低気圧以外の熱帯じょう乱についても北上してくる可能性もあります。
ただ気象庁、アメリカ、ヨーロッパの3つの予報機関ともに、来週後半には熱帯じょう乱が沖縄周辺や東シナ海などに北上させるデータが少なくありません。また、秋雨前線が本州付近に停滞してまとまった雨となる可能性を示すデータもあります。台風の動向とともに秋雨前線の動きにもご留意ください。 【画像で確認】台風+秋雨前線で大雨おそれも 20日(金)までの雨・風シミュレーション ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください
中国放送