【有馬記念】(2)ドウデュース トップバッターで1枠!長澤まさみもビックリ「落としそうになった」
大本命がいきなり登場した。長澤まさみが最初に引いた“一番くじ”はドウデュース。“神引き”に会場がどよめく。長澤自身も「なんかすみません。ちょっとビックリして落としそうになりました」と驚いた。 過去に好枠を引き当ててきた武豊は、名古屋グランプリ騎乗の昨年に続いて今年も名古屋大賞典参戦のため不在。3枠5番を引いた昨年に続き、ドウデュースを管理する友道師が抽選に臨んだ。緊張の面持ちで指揮官がゲットしたのは…1枠2番。スターホースの好枠に会場からは大きな拍手が湧き起こった。 6度のコーナーを通過する中山芝2500メートル。距離ロスなく回れる1枠は絶好枠とされている。実際に過去30年、2位タイとなる5勝を挙げて勝率も2位の10・2%と好成績。17年、武豊騎乗のキタサンブラックが1枠2番から勝利したのは記憶に新しい。トレーナーは「正直、もうちょっと外の方が良かった」としつつも「ただ、どこでもいいとは思っていたからね。豊くんもそう言っていた。(内枠から)下げる競馬はジャパンC(2枠3番)で経験しているので大丈夫だと思うよ」とコメント。吉兆枠に安どの表情を浮かべた。 「1」番くじで「1」枠と運すら味方にしたドウデュース。00年テイエムオペラオー、04年ゼンノロブロイと2頭しか達成していない秋古馬3冠へ、有終連覇へ死角はない。 《本番「心待ち」》2024JRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみがゲスト出演。「改めてこの有馬記念が、競馬ファンや関係者の皆さまをはじめとする多くの方の思いが詰まった特別な舞台であることを実感しております」とコメント。「今年も皆さまの思いや夢を乗せ、サラブレッドとジョッキーの方々の走りでどのようなドラマが生まれるのか、レースを心待ちにしております」と本番を楽しみにした。